「プログラミング学習を始めてみたけれど、最近やる気が出ない…」「思ったより難しくて挫折しそう…」
そんな悩みを感じていませんか?
実は、プログラミングを学び始めた多くの人が、最初の3ヶ月以内に挫折してしまうと言われています。難しい文法、エラー続き、成果が見えにくい…といった壁にぶつかるのは、あなただけではありません。
この記事では、未経験から学習を始めた人が途中で投げ出さずに続けるための7つの工夫を紹介します。
「やる気が出ないときの対処法」や「続けられる学習習慣の作り方」もあわせて解説するので、今まさに壁を感じている方はぜひ参考にしてください。
なぜプログラミング学習は挫折しやすいのか?
9割が途中で辞めると言われる理由
プログラミング学習は、始める人が多い一方で、続けられる人が少ないとも言われています。実際に「独学で挫折する人は9割」といった話を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
なぜ、これほど多くの人が途中でやめてしまうのでしょうか?
主な理由は次の3つです。
理由①:エラーやバグでつまずく
プログラミングは「書いた通りに動かないことが当たり前」です。
コードが1文字違うだけでエラーになり、うまくいかない理由も最初は自分ではわかりません。
このような「原因がわからない失敗」を何度も経験すると、モチベーションがどんどん下がってしまいます。
理由②:成果が出るまでに時間がかかる
たとえば英語なら「簡単な挨拶ができた」「洋画が少し聞き取れた」といった成長を感じやすいですが、プログラミングは最初のうちは地道な文法学習や環境構築が中心で、「何かを作れた!」という達成感を得られるまでに時間がかかります。
この“目に見える成果”の遅さが、挫折につながりやすい原因のひとつです。
理由③:学習を継続する習慣が身についていない
社会人や学生にとって、毎日時間を確保して勉強するのは意外と難しいものです。
「今日は疲れてるから明日でいいか」と先延ばしにするうちに、1週間、1ヶ月…と間が空いてしまい、いつの間にかフェードアウトするケースが多く見られます。
学習習慣が定着する前にやめてしまう――これも、多くの人が続かない大きな理由です。
こうした理由を踏まえると、プログラミング学習で大切なのは、「最初の壁をどう乗り越えるか」に尽きます。
次の章では、実際に初心者がつまずきやすいポイントを乗り越えるための工夫をご紹介します。
モチベーションが続かない主な原因とは?
「最初はやる気があったのに、だんだん手が止まってしまった…」
プログラミング学習を始めた多くの人が、途中でこのような状態になります。
モチベーションが続かないのは、決してあなたの意志が弱いからではありません。
それには、いくつかの共通した原因があります。
原因①:目標があいまいになっている
学習を始めたときは「エンジニアになりたい」「アプリを作りたい」と思っていても、進めていくうちに何のために勉強しているのかが見えなくなってくることがあります。
目的があいまいになると、学習の優先度も下がり、次第にやる気も失われてしまいます。
原因②:成長を実感できない
「毎日勉強しているのに、全然成長していない気がする」
これは多くの初心者が感じる悩みです。特に独学では、誰かに成果を評価してもらえる機会が少ないため、自分の成長を客観的に感じにくいのが特徴です。
その結果、「このまま続けても意味あるのかな…」と疑問を感じ、モチベーションが下がってしまいます。
原因③:周囲に仲間がいない
一人で勉強していると、相談相手がいない不安や孤独感が強くなります。
特にエラーが出たときや学習がうまく進まないとき、「自分だけができない」と感じてしまうことは大きなストレスになります。
誰かと学習状況を共有できるだけでも、継続する力は格段に高まります。
原因④:時間の使い方が曖昧
「忙しくて時間が取れない」と思っている人も多いですが、実際は学習の優先度を下げてしまっているケースがほとんどです。
時間がないというより、「学ぶ時間を確保する習慣がない」ことが原因です。
これらの原因は、いずれも環境や習慣を少し整えることで改善できます。
次の章では、挫折を防ぐために今日からできる具体的な対策を紹介していきます。
初心者が挫折しないための7つの工夫
① 小さな成功体験を積み重ねる
プログラミング学習を続ける上で何より大切なのは、「自分はできる」という感覚を持ち続けることです。
そのためには、いきなり難しいことに挑戦するのではなく、日々の中で小さな成功体験を積み重ねることが鍵になります。
例:こんな小さな達成でもOK!
- HTMLで見出しと段落を表示できた
- JavaScriptでボタンをクリックしてアラートを出せた
- Progateやドットインストールの1レッスンを完了できた
- GitHubに初めてコードをアップロードできた
どれも一見すると地味に思えるかもしれませんが、こうした「前に進んだ」という実感が、継続の原動力になります。
成功体験を可視化する工夫も大切
日々の成長を実感するには、記録を残すことも効果的です。
- 学習ログをSNSやNotion、日記アプリなどで残す
- 「できたことリスト」を毎日書く
- 週単位で「今週学んだこと」を振り返る
こうした記録は、自分の成長の証拠になります。あとで振り返ると「意外と頑張ってたな」と自信につながるはずです。
小さな成功体験の積み重ねは、やがて大きな自信になります。
「1日1つ、昨日の自分より少しでも前進する」――そんな意識を持って進めてみましょう。
② 明確な「目標」を設定する
プログラミング学習を続けるには、「なぜ学ぶのか?」という目的や目標を明確にしておくことが非常に重要です。
目標があいまいだと、迷ったときに立ち戻る指針がなくなり、やる気も揺らぎやすくなります。逆に、具体的なゴールがあるだけで、学習の意義が明確になり、モチベーションを維持しやすくなります。
良い目標の例(具体的で期限がある)
- 「3ヶ月後にHTML/CSSでポートフォリオサイトを作る」
- 「半年以内に未経験OKのWebエンジニア求人に応募する」
- 「今月中にJavaの基本文法をマスターする」
- 「来週末までにProgateの○○コースを完走する」
このように、「いつまでに」「何を達成するか」を明確にすると、毎日の行動にもメリハリがつきます。
長期目標と短期目標を分けて考える
目標は「長期」と「短期」に分けて考えるのがコツです。
- 長期目標:「エンジニア転職したい」「フリーランスになりたい」
- 短期目標:「今日中に〇〇のエラーを解決する」「週末にポートフォリオの1ページ作る」
短期目標は、日々の行動につながる「小さなゴール」です。
大きな夢を実現するには、こうした具体的な一歩を積み重ねることが不可欠です。
目標がある人ほど、学習が「やらされていること」ではなく「自分で決めた挑戦」に変わります。
まずは紙やメモアプリに、自分の目標を書き出してみることから始めてみましょう。
👉 エンジニア転職までの学習ロードマップはこちら
【2025年版】未経験からエンジニアになるには?半年で転職成功する学習&就活ロードマップ
③ アウトプット重視で学習する
プログラミングを学ぶ上で、多くの人が陥りやすいのが「インプットだけで満足してしまう」という状態です。
動画やテキストで知識を得たつもりでも、実際に手を動かしてコードを書かなければ、スキルは定着しません。
モチベーションが下がる原因の一つは、「学んでも身についている実感がないこと」です。
それを解消するためには、アウトプット中心の学習に切り替えることが効果的です。
アウトプットの例(初心者でもすぐできる)
- 学んだコードを自分で写経しながら理解する
- 「計算機」や「おみくじアプリ」など、小さなプログラムを自作する
- QiitaやX(旧Twitter)などで学習内容を発信する
- 自分用の学習メモサイトを作ってみる
これらはすべて、「知識を使って表現する」=アウトプットの一種です。
アウトプットを通して初めて、「わかったつもり」から「使えるスキル」へと変わっていきます。
完璧じゃなくていい。動くものを作ってみよう
「まだ基礎が固まっていないから、アウトプットは早いかな…」と思う方も多いですが、むしろ完璧じゃないうちから作ってみる方が効果的です。
最初はうまくいかなくても、自分の手で形にした体験が、モチベーション維持にも大きくつながります。
「少しずつでも形になる」ことが、何よりの励みになります。
学びっぱなしではなく、「学んだらすぐに試す」――これを意識するだけで、習得スピードもやる気も大きく変わってきます。
ぜひ今日から、アウトプットする習慣を取り入れてみましょう。
④ 学習仲間・コミュニティに参加する
プログラミング学習を挫折してしまう大きな原因の一つが、「孤独」です。
一人で学んでいると、エラーに悩んだり、進捗が遅れたりしたときに相談できる相手がいない状態になりやすく、モチベーションも下がってしまいます。
そんなときこそ効果的なのが、学習仲間やプログラミングコミュニティに参加することです。
仲間がいると続けやすくなる理由
- わからないところを教え合える
- 学習の進捗を共有できる(比較ではなく刺激)
- 挫折しそうなときに励まし合える
- 他の人の頑張りを見てやる気が出る
こうしたゆるいつながりがあるだけでも、「自分だけじゃない」と感じられ、学習を続ける力になります。
初心者でも参加しやすいコミュニティの例
- X(旧Twitter):「#駆け出しエンジニアとつながりたい」などのハッシュタグ
- Discord / Slack: スクールや無料コミュニティで提供されている学習グループ
- Qiita / Zenn: 自分の学習内容を発信することで、コメントや反応を得られる
- 勉強会・もくもく会: オンライン・オフライン問わず、初心者歓迎のイベント多数
最初は見るだけ・聞くだけでも構いません。少しずつ「誰かと学ぶ」経験を増やしていくことが、継続力につながります。
独学であっても、決して「ひとりでやる必要はない」ということを、ぜひ意識してみてください。
仲間の存在が、あなたの背中をそっと押してくれるはずです。
⑤ 参考にする教材を厳選する
プログラミング学習では、「どの教材を使うか」が継続できるかどうかを大きく左右します。
世の中には無料・有料を問わず多くの学習教材がありますが、あれこれ手を出しすぎて中途半端になるのが、初心者によくあるつまずきポイントです。
教材を選びすぎると、かえって挫折しやすくなる
- 「この教材わかりにくいな…」→別の教材に乗り換え
- 「あっちの動画の方が人気らしい」→また最初から学び直し
- 「結局どれが正しいかわからない」→モチベーション低下
このように、教材選びに迷って時間とやる気を消耗してしまう人が少なくありません。
教材は「量」より「相性」
大切なのは、一つの教材を信じてやり切ることです。
万人にとって完璧な教材は存在しませんが、「自分にとってわかりやすい・続けやすい」教材を一つ選んで進めることが、結果として最短ルートになります。
教材選びのポイント(初心者向け)
- 初心者向けで基礎から丁寧に解説されているか
- 自分の学習スタイル(動画派・テキスト派)に合っているか
- 実際に手を動かせる演習・課題があるか
- 評判や口コミが良く、実績があるか(スクールや有名サービス)
迷った場合は、Progate・ドットインストール・N予備校・書籍「スッキリわかるJava入門」など、実績がある定番教材から始めてみると安心です。
学習初期は、「教材を探す」より「一つをやり切る」ことを意識しましょう。
やり切った経験が、自信とスキルの両方につながります。
👉 初心者に人気の無料プログラミング教材はこちら
無料で学べるプログラミング学習サイト5選【初心者から上級者まで対応】
⑥ スクールやメンターを活用する
「独学で進めているけれど、つまずいたときに誰にも聞けない」
「正しい学び方がわからず、不安ばかりが募る…」
こうした悩みを抱える人にとって、スクールやメンターの存在は大きな支えになります。
「挫折の9割」は孤独と不明確さから生まれる
プログラミングは専門性が高く、初学者が「何がわからないかすらわからない」という状態に陥りがちです。
その結果、つまずいたまま放置してしまい、モチベーションを失うケースが非常に多いのです。
そんなとき、わからないことをすぐに質問できる環境や、学習の方向性を一緒に考えてくれる存在がいるだけで、継続率は大きく変わります。
スクールのメリットとは?
- わからないことをその場で質問できる
- カリキュラムに沿って学べるので迷わない
- 就職や転職を見据えた学習サポートがある
- 同じ目標を持つ仲間と出会える
オンライン・通学型どちらも選択肢があり、社会人や未経験者向けのカリキュラムが整ったスクールも増えています。
メンター制度や学習支援サービスも有効
スクール以外でも、次のような手段でメンター的な支援を得ることが可能です。
- 【MENTA】などのメンターマッチングサービス
- Twitter/Xで活動する先輩エンジニアとの交流
- 学習コミュニティや勉強会に参加し、相談相手を見つける
自分一人では見えなかった視点や学習方法を教えてもらえることも多く、遠回りを防ぐ強力な手段となります。
もし「独学では限界を感じる」「効率的にスキルを身につけたい」と思っているなら、スクールやメンターの活用は強くおすすめです。
学習の成功率を高めるための、いわば“自己投資”と捉えてみてください。
👉 未経験者におすすめのプログラミングスクール比較はこちら
未経験からエンジニア転職!就職支援が充実しているおすすめプログラミングスクール5選【2025年版】
⑦ 1日10分でも「習慣化」する
「まとまった時間が取れないから、今日はやらない」
「週末にまとめてやろうと思っていたけど、結局できなかった…」
このように、“やらない日”が増えると、やる気はどんどん失われていきます。
そこで大切なのが、学習を“習慣”として生活に組み込むことです。
大事なのは「毎日少しでもやる」こと
プログラミング学習においては、「1日2時間やる」よりも「1日10分でも毎日続ける」ほうが、習得効果も高く、挫折しにくくなります。
なぜなら、人の脳は“繰り返し”によって情報を定着させるからです。
たとえ短時間でも、毎日コードに触れるだけで、思考回路が少しずつプログラマーに近づいていきます。
習慣化のための具体的なコツ
- 毎日「決まった時間」に学習する(例:朝起きてすぐ、寝る前など)
- 学習後に「チェックリスト」や「カレンダーに印をつける」など、記録を残す
- 「時間がない日」は復習や写経、YouTube視聴など軽めの内容でもOK
- 週単位で振り返り、「何日続いたか」を可視化する
最初は10分でもOK。むしろ「ハードルを低く設定すること」が習慣化の第一歩です。
大切なのは、「やる気に頼らないこと」。
やる気が出ない日でも、習慣さえあれば自然と体が動きます。
プログラミングを“特別な作業”ではなく、“日常の一部”にしていきましょう。
それでもやる気が出ないときの対処法
やる気が出ないのは「普通」のこと
「今日はなんとなく勉強する気になれない…」
「学習しないといけないのはわかってる。でも体が動かない…」
そんな日があって当然です。
プログラミングに限らず、どんな目標にも“やる気が出ないタイミング”は必ず訪れます。
モチベーションは波があるもの
人のやる気は「常に一定」ではなく、体調・気分・環境・天気・食事など、あらゆる要素に左右されます。
一時的にやる気が落ちるのは、決してあなたの意志が弱いわけではありません。
大事なのは、「やる気が出ない=ダメなこと」だと決めつけないこと。
「そんな日もあるよね」と受け入れるだけで、気持ちが楽になります。
やる気が出ない日でも、やれることはある
「やる気が出ない日」は、無理に難しいことをやる必要はありません。
たとえば次のような**“超軽量の学習メニュー”**で十分です。
- 過去に学んだコードを眺める
- プログラミング系YouTubeを1本見る
- 学習ログを見返して自分の成長を確認する
- SNSで他の学習者の投稿を見て刺激を受ける
こうした「0にはしない行動」が、後々の再スタートをスムーズにしてくれます。
誰にでも、学習が進まない日はあります。
だからこそ、「やる気が出ない=終わり」ではなく、「休みながらでも続ける」ことが何より大切なのです。
とにかく環境を変えてみる
やる気が出ないとき、真面目な人ほど「気合でなんとかしよう」と自分を責めがちです。
しかし、モチベーションが落ちているときに一番効果的なのは、「無理に頑張る」ことではなく、環境を変えること」です。
「やる気」は環境の影響を大きく受ける
集中力や気分は、場所・時間・周囲の人・音・光など、さまざまな要素から影響を受けています。
たとえば、同じ部屋でも机の位置を変えたり、カフェに移動しただけで、気分がリセットされて自然とやる気が出てくることがあります。
環境を変えるアイデア(手軽にできるもの中心)
- 自宅 → カフェ、図書館、コワーキングスペースなど別の場所に移動する
- 普段とは違う時間帯(朝・昼・夜)に学習してみる
- 机の上を片付けて、学習しやすい空間に整える
- スマホ通知をオフにして「学習モード」に切り替える
- BGMを変えて気分をリフレッシュ(集中できる音楽など)
こうしたちょっとした変化が、気持ちの切り替えスイッチになります。
環境を変える=「自分の状態をコントロールする」練習
自分に合った集中しやすい場所や時間帯を知ることは、学習を継続する上でとても大切です。
「やる気がないから何もしない」ではなく、環境を少し変えてみるだけで、行動に移しやすくなります。
やる気が出ないときこそ、「まずは机の位置を変えてみる」「違う場所でPCを開いてみる」。
それだけでも、驚くほど学習が前に進むことがあります。
過去の自分と比べてみる(成長実感)
プログラミング学習を続けていると、
「こんなに頑張ってるのに、全然成長していない気がする…」
という不安に襲われることがあります。
でも、本当に「成長していない」のでしょうか?
実は、多くの人が「過去の自分との比較」をしていないだけで、着実に前に進んでいます。
他人ではなく「過去の自分」と比べよう
SNSや学習コミュニティで、他の人の進捗やスキルを目にすると、つい自分と比べて落ち込んでしまいがちです。
でも大切なのは、他人と比べることではなく、昨日や一週間前の自分と比べること。
1ヶ月前は全く書けなかったコードが、今は理解できていたり、
意味不明だったエラーの原因がわかるようになっていたりしませんか?
それこそが、確かな成長の証拠です。
成長を実感するためのヒント
- 学習記録(日記、Notion、Googleカレンダーなど)をつける
- 過去に書いたコードを見返してみる
- 初めて作ったアプリやWebページを見直してみる
- 学習ログをSNSやブログで発信しておく
こうした記録を残しておくことで、ふと振り返ったときに、「自分って、案外頑張ってるじゃん」と思える瞬間がやってきます。
「伸びてない」と感じるときほど、実は一番伸びていることもあります。
過去の自分と比べて少しでも前進していれば、それは立派な進歩。
その事実をちゃんと認めることで、また一歩進む力になります。
挫折しない人が実践している習慣とは?
ログを取る(学習記録)
学習を続けるうえで、「ちゃんと前に進めているのか不安になる…」という声はよく聞かれます。
そんなときにおすすめなのが、学習のログ(記録)を残す習慣です。
ログを取ることで、自分の成長を「見える化」でき、モチベーション維持に大きな効果を発揮します。
ログを取るメリット
- 成長が可視化される:「昨日はここでつまずいたけど、今日は解決できた」など、小さな進歩を実感できる
- 継続の励みになる:「毎日やってきた」という積み重ねが自信につながる
- 復習に役立つ: 同じエラーにまた出会ったときに、以前の対処法を見返せる
- 挫折の予防になる: やってきた軌跡が見えると、「もう少し続けてみよう」と思える
学習ログの取り方は自由でOK
形式にこだわる必要はありません。
自分が続けやすい方法で、簡単に書き残していきましょう。
- 紙のノートや日記アプリで「やったこと・学んだこと・気づき」を記録
- GoogleカレンダーやNotionで日付ベースに残す
- X(旧Twitter)やQiita・Zennなどで「今日の学習ログ」を投稿する
- **GitHubの草(contributions)**を毎日育てるのも一つの方法
大事なのは“続けられる形”で記録すること。
たとえ一行でも、毎日ログを残すことで、確実に自分の成長軌跡が見えてきます。
継続は力なり。
そして、「続けた証拠」はあなたの一番の財産になります。
今日から、ほんの一言でも学習ログを残してみましょう。
SNSやブログでアウトプット
プログラミング学習を継続するうえで、SNSやブログでの情報発信は非常に有効なアウトプット手段です。
たとえ簡単な内容でも、「人に向けて書く」ことで理解が深まり、学習のモチベーションも維持しやすくなります。
アウトプットがもたらす3つの効果
- 理解が定着する:
自分の言葉で説明することで、「なんとなくわかった」が「ちゃんと理解した」に変わる。 - 学習記録になる:
あとから見返すことで復習にもなり、「こんなに続けてきた」という自信につながる。 - 仲間ができる:
同じように頑張っている人とつながるきっかけになり、孤独を感じにくくなる。
初心者でもすぐできる投稿の例
- 「今日やったこと」「学んだこと」をX(旧Twitter)で1ツイート
- QiitaやZennにエラーの解決方法や学習メモを投稿
- ブログで学習ログや作ったアプリの紹介を書く
- Instagramで「学習環境」や「勉強中の風景」を投稿してモチベーションアップ
ポイントは、完璧な情報でなくてOKということ。
あなたの“等身大の学び”が、同じ初心者の役に立つこともあります。
SNSやブログは、「自分の成長を外に見せる場」でもあり、
「学びを継続するための支え」でもあります。
誰かに見てもらうことで、自分の学びが価値あるものに変わります。
ぜひ今日から、小さな発信を始めてみましょう。
定期的にゴールを見直す
プログラミング学習を始めたときに立てた目標が、気づけば形骸化していた――
そんな経験はありませんか?
学習を継続していると、自分の興味や進捗、ライフスタイルは少しずつ変化していくものです。
だからこそ、定期的にゴール(目標)を見直すことが、モチベーション維持の鍵になります。
目標がズレてくると、やる気も低下する
- 当初は「Web制作を学びたい」だったのに、今は「バックエンドにも興味が出てきた」
- 「転職したい」が目的だったのに、現職との両立を重視するようになってきた
- 予定より学習が遅れていて、今の目標が現実的でなくなっている
このように、最初の目標が今の自分に合わなくなっていることは珍しくありません。
目標がズレたままだと、今の学習が何のためかわからなくなり、やる気を失ってしまう原因になります。
「見直す→調整する」を習慣にする
以下のようなタイミングで、目標を見直してみるのがおすすめです。
- 月の終わりや週末など、区切りのタイミング
- 新しい言語やフレームワークに興味が湧いたとき
- 学習が止まってしまったとき
- 自分の「やりたいこと」「なりたい姿」が変わってきたとき
「目標を変える」のは、決して逃げでも妥協でもありません。
むしろ、自分の現状に合わせて柔軟に調整することこそ、継続する力になります。
定期的にゴールを見直しながら、自分のペースで進んでいく。
その積み重ねが、最終的にはあなたを理想のキャリアへと導いてくれます。
まとめ|最初の3ヶ月を乗り越えよう
まずは「やめないこと」が一番大事
プログラミング学習において、一番大事なことは何だと思いますか?
知識の量? スキルの高さ? 要領の良さ?
答えはシンプルです。
「続けること」、そして「やめないこと」――それが一番の成功要因です。
やめなければ、必ず前に進める
プログラミングは、一朝一夕で身につくものではありません。
思うように理解できなかったり、エラーに悩んだり、成長を実感できない時期もあります。
でも、そんな時期を乗り越えられるかどうかは、「やめずに続けたかどうか」にかかっています。
毎日10分でも、週に1回でも、細くても学び続けていれば、少しずつでも確実に前進しているのです。
上手くやろうとしなくていい。まずは“続ける”こと
- 毎日できなくても、1週間の中で取り返せばいい
- 理解できないところがあっても、とりあえず通り過ぎてOK
- モチベーションがなくても、ログインして環境だけ開くだけでもOK
大切なのは、「0の日をなるべく作らない」ことです。
「完璧にやる」ことよりも、「とにかく手を止めない」ことに価値があります。
やめなければ、いつかできるようになります。
続けている人だけが、結果を出せる世界だからこそ――
まずは“やめない”を目標にしてみましょう。
続けることがスキルになる
プログラミングを学んでいると、
「自分には向いていないのでは?」
「センスがないからやめた方がいいかも…」
そんな不安に駆られる瞬間が誰にでもあります。
でも、忘れてはいけないのは――「続ける力」こそが、立派なスキルになるということです。
続けた人だけが、実力を手に入れる
プログラミングの知識や技術は、一夜漬けでは身につきません。
でも、毎日少しずつでも学び続けた人は、確実に“使えるスキル”を自分の中に積み上げていきます。
継続して学んでいる人は、未経験でも企業から評価されます。
「この人は自走力がある」「物事をコツコツ継続できる」
それだけで信頼につながり、転職や案件獲得において大きな武器になるのです。
学習の継続=将来の習慣化された成長力
一度「学習を続ける経験」を持つと、その後のスキルアップも自然にできるようになります。
JavaScriptができるようになった人は、次にReactやTypeScriptもスムーズに学べます。
基礎を乗り越えた経験は、“継続できた”という自信とメンタルの強さに変わっていきます。
結果が出るのは、続けた人だけ。
才能よりも大切なのは、「諦めずにやり続けること」です。
それがいずれ、あなたの最大のスキルになります。
コメント