このブログについて


このブログについて|成功談ではなく”迷いながら働いてきた記録”

ITエンジニアという仕事に興味はあるけれど、自分にできるのか不安。

すでにエンジニアとして働いているけれど、このままでいいのか迷っている。

自分自身も、未経験からこの業界に入り、迷いながら20年近く働いてきた。

このブログは、「優秀なエンジニアの華々しい成功ストーリー」ではなく、凡人エンジニアが迷い、遠回りし、失敗もしながらキャリアを積み上げてきた記録だ。未経験からスタートし、SES、SIer、外資系コンサル、そして40代エンジニアとして働き続けている中で感じたことを、できるだけきれいごと抜きで書いている。

「こうすれば絶対に成功します」というノウハウではなく、「自分はこう考え、こう動いた結果こうなった」という一つの事例として、あなたのキャリアや働き方を考える材料になればうれしい。


私のエンジニアキャリア

私は、もともとバリバリの理系出身でも、天才的なプログラマーでもない。

20代後半まで、飲食業の居酒屋で副店長として働いていた。年収は300万円に届かず、体力勝負の仕事に将来への不安を感じていたことが、ITエンジニアを目指したきっかけだ。プログラミングへの憧れや「好きだから」という動機ではなく、需要・年収・働き方を調べた上での合理的な判断だった。

未経験から専門学校へ(20代後半〜30代前半)

決断後、お金も時間も限られていた状況の中で、夜間の専門学校に通うことを選んだ。学費を賄うため、新聞奨学生として住み込みで働きながら、2年間学校に通った。午前3時に起きて新聞配達をし、日中も働きながら、夜は授業を受けるという生活だった。

在学中はリーマンショックの影響もあり、就職活動では100社以上に応募したが、卒業時点では内定が出ず、無職のまま卒業している。卒業後の活動でSES企業からようやく内定をもらい、エンジニアとしてのキャリアをスタートさせた。

SES企業でのスタート(6年以上)

未経験からのスタートということもあり、最初の数年は本当に必死だった。スキルシートを実態より少し誇張して記載して現場に入り、裏でプレッシャーを感じながら学習を続けた時期もある。最初の現場では一人でアサインされ、相談相手もいない中で試行錯誤しながら経験を積んだ。

SESには6年以上在籍した。様々な現場・業界を経験できたことは大きな財産になったが、年収はほとんど上がらず、上流工程に関わる機会も限られていた。「このまま続けても5年後10年後の自分が見えない」と感じたことが、転職を決意するきっかけになった。

SIerへの転職(1回目の転職)

転職エージェントを活用して活動し、大手SIerへの転職を実現した。この転職で年収は100〜200万円程度上がった。SIerでは上流工程やプロジェクトマネジメント(PM・PL)の経験を積むことができ、炎上案件の対応やチームマネジメントの難しさにも直面した。

外資系コンサルへの転職(2回目の転職)

SIerでの経験を積んだ後、キャリアの自由度を求めて外資系コンサルティングファームへ転職した。ここでも年収は100〜200万円程度上がり、合計で年収は400万円台から900万円近くまで上昇した。求められる水準の高さに苦労しながらも、ビジネス視点や論理的思考を鍛える機会になった。

40代、適応障害による休職を経験

管理職としての重圧や働き方の積み重ねから、40代後半に適応障害と診断され、3ヶ月以上休職した経験がある。この経験を通じて、消耗しない働き方の大切さを痛感し、現在は「基本的に残業をしない」「ワークライフバランスを重視する」というスタイルに変えている。

現在

20年近いキャリアを通じて、技術力は今でも「平均以下」だと自己評価している。それでも、環境選びと転職という手段を使って年収を400万円台から900万円近くまで上げ、SES・SIer・外資系コンサルという3つの異なる環境を経験してきた。

現在は会社員として働きながら、このブログを通じて自分のキャリアの記録を発信している。同じように迷い、悩んでいるエンジニアにとって、何かしらの参考になればという思いで、できるだけ正直に経験を書いている。


経歴サマリー

時期所属・状況年収目安
20代後半まで飲食業(居酒屋副店長)300万円未満
専門学校時代新聞奨学生として2年間就学
30代前半〜SES企業(6年以上在籍)400万円台
30代後半〜SIer(PM・PL経験)500〜600万円台
40代〜現在外資系コンサルティングファーム900万円近く

このブログの読み方

このブログは、立場や年齢によって「刺さるテーマ」が変わると思っている。あなたの今の状況に近いところから、気になる記事をつまみ読みする感覚で読んでもらえれば十分だ。

未経験からITエンジニアを目指す人へ

「IT業界に興味はあるけれど、自分なんかが本当にやっていけるのか不安」という人には、「未経験からITエンジニアへ」のカテゴリをおすすめする。

専門学校に通った経緯、SESでの現場デビュー、待機期間、キッティング案件など、未経験から最初の数年で何が起こりうるのかを、できるだけリアルに書いている。今の自分だったら、未経験からどういうルートでスタートするか、という視点もまとめている。

エンジニア3〜5年目で悩んでいる人へ

「それなりに経験は積んだけど、自分の強みも、自分の価値もよくわからない」という人には、「3〜5年目の伸び悩み」のカテゴリを読んでもらいたい。

経歴詐称のプレッシャー、炎上案件、後輩指導やリーダー業務への戸惑い、中小SESの限界感など、モヤモヤしていた時期のことを率直に書いている。スキルアップに役立った本やサービス、人との関わり方についても触れているので、「次の一歩」を考えるヒントになるかもしれない。

30代〜40代でキャリアを考えている人へ

「このまま今の会社と働き方でいいのか」「マネジメントか技術かで揺れている」という人には、「40代エンジニアのキャリア戦略」と「お金と働き方」をおすすめする。

管理職としての重圧、社内業務への違和感、技術から離れてしまう不安、お金やメンタルの問題、休職の経験など、きれいにまとまっていない現実もそのまま書いている。完璧な答えは出ていないが、「同じように悩んでいる人がいる」と思ってもらえるだけでも、少し心が軽くなるかもしれない。

転職や市場価値を考えている人へ

エンジニアとして働いていると、どこかのタイミングで「転職」という選択肢を考えることになると思う。そのような人には「転職と市場価値」をおすすめする。

今の会社で経験を積むべきか、それとも環境を変えるべきか。自分のスキルは市場でどのくらい通用するのか。

自分自身も、SES、SIer、外資系コンサルといくつかの環境を経験してきた。転職して良かったこともあれば、思っていたのと違ったこともある。

このカテゴリでは、自分自身の転職経験や、周囲のエンジニアの事例、エージェントやスカウトサービスとの付き合い方などを通して、「エンジニアの市場価値」というテーマについて考えたことを書いている。

転職をすすめるわけではないが、「キャリアを自分で考える材料」として読んでもらえたら嬉しい。


このブログで書いている5つのテーマ

このブログの記事は、主に次の5つのテーマに分かれている。気になるテーマから読んでみてほしい。

未経験からITエンジニアへ

完全未経験からITエンジニアになるまでの道のりと、初期の現場経験について書いている。「今から目指しても遅くないのか?」「どんな現実が待っているのか?」という不安に、ひとつのリアルな答えを出すパートだ。

転職と市場価値の上げ方

SES、SIer、外資系コンサルなどを経験する中で、どのように転職してきたか。転職の成功・失敗、友人たちの事例、エージェントやスカウトサービスとの付き合い方を通して、「市場価値を自分で高める」という考え方を書いている。

3〜5年目の伸び悩み

経験3〜5年目でぶつかった壁や、心が折れかけた瞬間についてまとめている。炎上案件、経歴詐称の限界、リーダーとしての未熟さなど、「なんとなくつらいけど理由が言語化できない」時期のモヤモヤを形にしたパートだ。

40代エンジニアのキャリア戦略

40代という年齢ならではの悩みや戦略について書いている。マネジメントかスペシャリストか、会社に依存しすぎない働き方、これからの学び方など、「中盤戦をどう戦うか」をテーマにしている。

お金と働き方

年収、残業、リモートワーク、メンタル、休職、定年までの働き方のイメージなど、お金と人生のバランスに関するテーマを扱っている。「無理して壊れるくらいなら、どうやってセーブするか」という視点も含めて、正直に書いていく。


最後に|このブログがキャリアを考えるヒントになれば

このブログに書いているのは、あくまで”一人の凡人エンジニアのケーススタディ”にすぎない。ただ、同じように悩みながら働いている人が、少しでも「自分だけじゃなかったんだ」と感じたり、「じゃあ自分はどうするか」を考えるきっかけになったら、とても嬉しい。

まずは、あなたの今の状況に近そうだと思ったテーマから、気になった記事をひとつだけ読んでみてほしい。読み終わったあとに、「自分ならどうしたいか?」を少しだけ考えてもらえたら、このブログを書いている意味があると思っている。

エンジニアのキャリアは、才能よりも「どう考え、どう動くか」で大きく変わると思っている。

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