フルリモートになって、人生が変わったと思った。
大げさに聞こえるかもしれないが、それくらいの変化だった。毎日の通勤がなくなっただけで、こんなに生活が変わるのかと驚いた。
リモートワークの良し悪しはよく議論される。でも自分にとっては、圧倒的に良かった。その正直な話を書く。
通勤がなくなって気づいたこと
以前は毎日、満員電車に乗っていた。
朝、人に押しつぶされながら会社に向かう。帰り、疲れた体でまた満員電車に乗る。往復で1〜2時間。その時間が、毎日当たり前のように消えていた。
フルリモートになって、その時間がなくなった。
最初は「通勤がないだけでこんなに違うのか」と拍子抜けするくらい、気持ちが楽になった。朝、起きてそのまま仕事を始められる。夜、仕事が終わったらすぐに自分の時間になる。消耗せずに1日を始められることが、これほど大きな差を生むとは思っていなかった。
満員電車のストレスは、慣れているつもりでも確実に体と心を削っていたんだと、なくなってから気づいた。
時間の使い方が変わった
通勤時間がなくなったことで、1日に使える時間の量と質が変わった。
往復1〜2時間が手元に戻ってくる。その時間を、読書に使う日もあれば、少し長く眠る日もあった。仕事前に軽く運動する習慣もできた。以前は「時間がない」と諦めていたことが、少しずつできるようになった。
仕事中の集中度も上がった。オフィスにいると、周囲の雑談や突発的な声かけで集中が途切れることが多かった。自宅では、自分のペースで仕事を進められる。深く考えたいときに、深く考えられる環境が整った。
生産性という意味でも、フルリモートの方が自分には合っていた。
リモートワークで感じた唯一の課題
良いことばかりでもないので、正直に書いておく。
一番気になったのは、チームメンバーとのコミュニケーションだ。オフィスにいれば自然に生まれる雑談や、ちょっとした相談のしやすさが、リモートでは失われる。テキストだけでは伝わりにくいニュアンスがある。関係構築に意識的な工夫が必要になった。
ただ、これはやり方次第で補える部分だと思っている。定期的なオンラインミーティング、チャットでの積極的なコミュニケーション、必要に応じてビデオ通話を使う。意識して動けば、大きな問題にはならなかった。
リモートワークのデメリットとして語られることが多いコミュニケーション問題も、工夫次第でかなり軽減できる。
働く場所を選べることの価値
フルリモートを経験して、「働く場所を選べること」の価値を改めて実感した。
通勤ストレスがない。自分のペースで仕事ができる。生活の自由度が上がる。これらは、給料と同じくらい、あるいはそれ以上に、働き方の満足度に影響する。
転職やキャリアを考えるとき、年収だけでなく働き方の条件も重要な判断基準にすべきだと思っている。リモートワークが可能かどうかは、自分にとってかなり大きなポイントになった。
消耗せずに長く働き続けるために、働く環境を選ぶ権利を持つことは大切だと、フルリモートの経験を通じて強く感じた。
まとめ:通勤がなくなるだけで、人生の質は上がる
フルリモートで働いてみて、通勤というコストがいかに大きかったかを実感した。時間だけでなく、体力と精神力も消耗していた。
働く場所の自由度は、これからのキャリアを考える上で無視できない条件だと思っている。年収や仕事内容と同じくらい、真剣に考える価値がある。

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